2016.03.01
週末、「認知症の診断と治療フォーラム2016」というアルツハイマー型認知症の治療についての研修会に参加しました。
高齢化が進み、認知症の方々も地域でサポートしていこうという国の施策からかかりつけ医の認知症の方へのかかわりなどの話しがありました。
認知症と一言でいっても、その症状はさまざまで、BPSDと言われる俳諧や暴言、意欲低下や食欲低下など認知機能以外にも多彩な症状も現れます。
それらへの対応にも、どうしてその症状が出現しているのかを見極める事が重要で、それにより治療方針も大きく変わります。
認知症に対するお薬は現在、貼付剤を含めて4種類が我が国では使用されています。
それぞれに特徴があり、お一人お一人に合った薬の組み合わせ、時には状態によるお薬の変更などの重要性も話題となっていました。
早期診断はもちろん、その方の症状おの変化に応じた治療が必要であることを痛感した研修会でした。