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もの忘れと脳卒中

2015.01.30

 

物忘れの検査には当院でも行っている長谷川式認知機能試験(HDS-R)やMMSE(minimental  state examination)1などがあり、これらの試験で認知機能の低下が認められる人には脳卒中になる確率が高い事がわかっていました。

 

しかし、最近の研究では、この客観的な認知機能の低下ではなく、自分が物忘れの自覚症状がある人はない人に比べて、脳卒中の発せ発症の確率が高いという調査結果が発表されました。

 

その中でも高学歴の人ほど、物忘れを自覚すると脳卒中の発症の確率が高くなるというのです。

 

物忘れの原因の一つに脳の微小循環の障害が考えられ、これは脳卒中の発症に関連していると考えられているのです。

 

また、高学歴の人にその傾向が強いのは、高学歴の人の方が、自分の物忘れを自覚しやすいからではないかと推測されています。

 

つまり高学歴の人が自分の物忘れを自覚するようになったときは、まず、脳卒中の原因の検索を行い、脳卒中になり難い環境への改善を行う事が有効だと述べられています。

 

理屈では納得出来そうな話ですが、これを前向き研究で証明したことはとても意味のある事だと思いました。