2019.07.24
今朝も晴天です。
現在の福岡新宮町の気温は25.4℃、最高気温は31℃と昼間はかなり暑くなりそうです。
梅雨明けも間近です。
週半ば、クリニックでは爽やかにリラックス、リフレッシュしていただきたいので爽やかなブレンドです。
ローズマリーカンファーとイランイランのコラボです。
待合室
ローズマリーカンファーはもう何度か使用したので、みなさんも覚えていただいたと思います。
フレッシュで強いハーブ調の樟脳のような香りのローズマリーは刺激作用や頭脳明晰作用があり、神経を刺激して頭をクリアにして記憶力や集中力を高めます。
精神的疲労や無気力な状態に対して心を元気に強くする働きがあります。
頭痛や偏頭痛、肩こり、腰痛などの鎮痛作用、血圧上昇作用、風邪や気管支炎などの呼吸器系に有効です。体液の停滞やむくみ、セルライトの改善、少量月経の正常化にも効果があり当クリニックの待合室にはもってこいのアロマです。
高血圧症やてんかんの持病がある人、妊娠中の人は使用しないほうが良いでしょう。
ローズマリーの精油は大きく分けて cineole(シネオール)、verbenone(ベルベノン)、camphora(カンファー) 3種類のケモタイプがあります。
ケモタイプの学名は下記になります。
●ローズマリーシネオール・・・北アフリカが主産地で1,8シネオール〔オキシド類〕の含有量が多く、殺菌作用があり空気の浄化に適しています。 去痰作用、粘液溶解作用、抗カタル作用などがあるといわれカタル症状、風邪や気管支炎などの呼吸器系にも有効です。
●ローズマリーベルベノン・・・フランスが主産地でローズマリーの成分であるカンファー〔ケトン類〕が少なくベルベノン〔ケトン類〕の含有量が多いことから、香りの刺激が少なくローズマリーの中ではクリーンな香りが特徴です。皮膚刺激も少ないので肌の作用に適していいます。 細胞再生作用があり優しくスキンケアやヘアケアに理想的です。 また粘液溶解作用があり、風邪の初期症状には胸に希釈したマッサージオイルやクリームが有効的です。 神経疲労、落ち込みの回復に効果的です。
●ローズマリーカンファー・・・スペインやクロアチアが主産地で、カンファー〔ケトン類〕の含有量が多く、特に神経と筋肉へ働きかけます。 筋肉痛や神経痛、こむらかえりに効果があります。 肝胆汁排泄促進作用があり胆汁の産生を促進する働きがあります。
カンファーとはウコンに含まれる成分でこれを15%ほど含有するローズマリーカンファーはローズマリーの中では一番刺激的なアロマです。
イランイランは〝植物の中の植物〟と言われるおなじみのエッセンシャルオイルです。
イランイランの香りはその濃厚で甘いエキゾチックな香りが、ゆったりとした時間を演出してくれます。
以前もお話しましたが、イランイランは催淫特性があるとされるエッセンシャルオイルとしても最も有名なもので、ベッドルームの雰囲気作りのフレグランスとしてもお勧めの香りです。リラックスにはもってこいの香りではないでしょうか。
その他、仕事や受験勉強などで不安やプレッシャーを感じている人にも役立つ香りと言われています。
ストレス解消やリラックス、リフレッシュ効果があり、週半ばでちょっと気分転換が必要な気分の時にはぴったりではないでしょうか。
今日、明日にも梅雨明け宣言が有りそうです。
みなさん、夏に向けて体調管理は出来ているでしょうか?