2015.09.15
急に朝晩はひんやりするようになりました。
今日、福岡新宮町は曇りの朝です。
いっtき続いた雨からもやっと開放されそうです。
日中は気温も上がり暑さを感じそうです。クリニックの待合室はさっぱりとした香りがいいでしょう。ラベンダーとフランキンセンス定番のブレンドです。
待合室
ラベンダー(フランス産)は「万能精油」とも呼ばれる程に用途が広い上、作用が穏やかで、お子様に対しても安心して使用できる優れた精油です。心地よい穏やかなフローラルの香りは、緊張や不安感を解して、気分をゆったりと落ち着かせてくれます。
ラベンダーは地中海地方が原産とされるシソ科のハーブで、主要成分は酢酸リナリル、リナロールなどです。
フランキンセンスのエッセンシャルオイル(精油)は、定着性の高い木製の甘い香りの中にも、かすかにレモンに近い染み透るような芳香を含んでいます。古くから祭壇や寺院で薫香としても使われてきた香りで、雑念を追い払って心を安らかに鎮めたいときに役立ってくれます。
フランキンセンスの香りを深く吸い込むと、心を深く落ち着けることができます。過去のいやな思い出を断ち切りたい時にも助けになってくれるエッセンシャルオイルです。
ラベンダーとの相性もなかなか良いと思います。
診察室
診察室は定番のティートゥリーに昨日に引き続きゼラニウムとのブレンドです。
ティートゥリーのエッセンシャルオイルは、清潔感あふれるクールな香りで、様々な用途に役立ってくれます。
アロマセラピーにおいては、ラベンダーと並んで最も良く使われる極めて重要なエッセンシャルオイルです。エッセンシャルオイルの原料となるティートゥリーの葉は、優れた特性を持つことから、原産地、オーストラリアの原住民、アボリジニに古くから利用されてきたことでも有名です。
ゼラニウムは、ほのかに甘く少しローズに似た芳香の中に、ミントのような香りを含んでいるのが特徴です。「ローズゼラニウム」の別名を持ち、ゲラニオールなどローズと共通の成分を含んでいます。香りもローズに似ていると良く言われますが、実際の香りはそれほど似ているというわけではありません(ローズ・オットーにはやや似ていますが、ローズ・アブソリュートとはかなり離れた香りです)。
ですが、ゼラニウムはその香りと働きの両面において、ローズと同様に、女性を魅了し、女性に役立つ特性を多く持つエッセンシャルオイルです。香りの好き嫌いについても、男女間で大きく分かれる傾向にあります。
ゼラニウムは、女性が気分が落ち込んだり、イライラした場合に最初に試してみる価値があるエッセンシャルオイルと言えます。ゼラニウムには不安定な気持ちや気分の落ち込みを和らげ、心を明るく高揚させる働きがあると言われており、バランスを回復して穏やかな気持ちを蘇らせてくれます。ゼラニウムは、更年の女性や周期的に香りの支えが欲しくなる女性には、心強い味方になってくれる香りです。
過去の嫌な思い出に取り付かれて不安定になっている時や、感情の起伏が激しいときにも同様に助けになってくれるエッセンシャルオイルです。
頭痛やもの忘れで受診された方で、MRI検査を行うと、脳腫瘍だったり血管の異常や知らない間に血液が頭の中にたまっている患者さんもおられます。
何か体の不調や不安があれば1度は検査を受けられる事をお勧めいたします。