2015.09.03
昨日は急な雨にみまわれましたが、今日も天気は雨、どんよりした気分にならないよう気分転換に心がけましょう。
週も半ば、週末に向かってリフレッシュして有意義な週末を過ごしたいですね。
診察室で毎日楽しんでいるティートゥリーと名前はにていても、ちょっと違った新しい香り、レモンティートゥリー、今日はシングルで待合室で楽しんでみて下さい。
柑橘系の爽やかさが際立っていると思います。
待合室
レモンティートリー
通常のティートリーオイルがユーカリの様なスーとする感じの匂いがするのに対して、レモンティートリーオイルは、レモンの香りがします。
この木の形状が、ティートリーとよく似ているので、「レモンの香りがするティートリー」レモンティートリーオイルと呼ばれています。
主成分は、シトラールとシトロネラールで、この2つの精油分が70%以上含まれており、テルピネン4オールを主成分とする通常のティートリーオイルとは、全く異なる組成をしております。
学名はLeptospermum petersonii
レモンセントティーツリーの木の小枝や葉の部分を水蒸気蒸留法により抽出されます。
レモンセントとは、「レモンの香りのする」
という意味です。
ティートリーに似た幅の狭い先端の尖った濃緑色の葉っぱを持つ木で、白い花が咲きます。
オーストラリアとニュージーランドに育ちます。
ティートリーの亜種とされていますがテルピネン4オールなどのティートリーの特徴となる成分は微量にしか含まれていません。
シトラールとシトロネラールを多く含みますので
効能としては
・抗菌作用
・抗ウイルス作用
・抗炎症作用
・鎮静・鎮痛作用
・虫除け作用、殺虫作用
などがあります。
オーストラリアでは、虫除けにもなるキレイな香りのいい木として、生垣などに使われるそうです。
フレッシュで甘く軽いレモンのような香りによって
光を浴びているような感覚を与えられ
重い気分を取り払い
新しい方向を模索するように促されます。
うつうつとした気分のときにもいいですね。
リラックスさせ、そして集中力を高めます。
風邪の予防や虫除けにも効果的だそうです。
診察室
診察室は定番のティートゥリーに昨日に引き続きゼラニウムとのブレンドです。
ティートゥリーのエッセンシャルオイルは、清潔感あふれるクールな香りで、様々な用途に役立ってくれます。
アロマセラピーにおいては、ラベンダーと並んで最も良く使われる極めて重要なエッセンシャルオイルです。エッセンシャルオイルの原料となるティートゥリーの葉は、優れた特性を持つことから、原産地、オーストラリアの原住民、アボリジニに古くから利用されてきたことでも有名です。
ゼラニウムは、ほのかに甘く少しローズに似た芳香の中に、ミントのような香りを含んでいるのが特徴です。「ローズゼラニウム」の別名を持ち、ゲラニオールなどローズと共通の成分を含んでいます。香りもローズに似ていると良く言われますが、実際の香りはそれほど似ているというわけではありません(ローズ・オットーにはやや似ていますが、ローズ・アブソリュートとはかなり離れた香りです)。
ですが、ゼラニウムはその香りと働きの両面において、ローズと同様に、女性を魅了し、女性に役立つ特性を多く持つエッセンシャルオイルです。香りの好き嫌いについても、男女間で大きく分かれる傾向にあります。
ゼラニウムは、女性が気分が落ち込んだり、イライラした場合に最初に試してみる価値があるエッセンシャルオイルと言えます。ゼラニウムには不安定な気持ちや気分の落ち込みを和らげ、心を明るく高揚させる働きがあると言われており、バランスを回復して穏やかな気持ちを蘇らせてくれます。ゼラニウムは、更年の女性や周期的に香りの支えが欲しくなる女性には、心強い味方になってくれる香りです。
過去の嫌な思い出に取り付かれて不安定になっている時や、感情の起伏が激しいときにも同様に助けになってくれるエッセンシャルオイルです。
診察室はいつもの香りですが、待合室はいかがでしょうか?
週も半ば、疲れはたまっていませんか?
時間にゆとりのある方はなかよし脳神経クリニックのリハビリでゆっくり日々の疲れを回復していただければ幸いです。
木曜日、なかよし脳神経クリニックの診療は13時までです。
新着情報でもお知らせしたように、本日は14時から「認知症ケア研修会」に参加します。
新患の受付は11時半までとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくおねがいいたします。
早めに受診をしていただき、今日一日を有意義に過ごしていただければと思います。