2015.03.19
昨日に引き続いて、福岡新宮町は雨の朝です。
昼からは天気も回復してくるそうです。
週末にかけては再び気温もさがるそうで、桜もいつさいていいのか迷うところでしょう。
昼間はかなり暖かくなるそうですがが、寒暖の差が激しく、体調を崩される方が多いようです。
十分な睡眠と適度の運動、ストレス解消が大事です。
今日も昨日に続いて、爽やかな香りのローズマリーカンファーです。
久しぶりのローズマリーカンファーなので、おさらいも込めて載せておきますね。
待合室
フレッシュで強いハーブ調の樟脳のような香りのローズマリーのは刺激作用や頭脳明晰作用があり、神経を刺激して頭をクリアにして記憶力や集中力を高めます。
精神的疲労や無気力な状態に対して心を元気に強くする働きがあります。
頭痛や偏頭痛、肩こり、腰痛などの鎮痛作用、血圧上昇作用、風邪や気管支炎などの呼吸器系に有効です。体液の停滞やむくみ、セルライトの改善、少量月経の正常化にも効果があり当クリニックの待合室にはもってこいのアロマです。
ローズマリーの精油は大きく分けて cineole(シネオール)、verbenone(ベルベノン)、camphora(カンファー) 3種類のケモタイプがあります。
ケモタイプの学名は下記になります。
●ローズマリーシネオール・・・北アフリカが主産地で1,8シネオール〔オキシド類〕の含有量が多く、殺菌作用があり空気の浄化に適しています。 去痰作用、粘液溶解作用、抗カタル作用などがあるといわれカタル症状、風邪や気管支炎などの呼吸器系にも有効です。
●ローズマリーベルベノン・・・フランスが主産地でローズマリーの成分であるカンファー〔ケトン類〕が少なくベルベノン〔ケトン類〕の含有量が多いことから、香りの刺激が少なくローズマリーの中ではクリーンな香りが特徴です。皮膚刺激も少ないので肌の作用に適していいます。 細胞再生作用があり優しくスキンケアやヘアケアに理想的です。 また粘液溶解作用があり、風邪の初期症状には胸に希釈したマッサージオイルやクリームが有効的です。 神経疲労、落ち込みの回復に効果的です。
●ローズマリーカンファー・・・スペインやクロアチアが主産地で、カンファー〔ケトン類〕の含有量が多く、特に神経と筋肉へ働きかけます。 筋肉痛や神経痛、こむらかえりに効果があります。 肝胆汁排泄促進作用があり胆汁の産生を促進する働きがあります。
カンファーとはウコンに含まれる成分でこれを15%ほど含有するローズマリーカンファーはローズマリーの中では一番刺激的なアロマです。
診察室
診察室は定番のティートゥリーにインフルエンザの予防効果がある精油のブレンドです。
ティートゥリー(別名 ティーツリーまたはティートリー)のエッセンシャルオイル(精油)は、清潔感あふれるクールな香りで、様々な用途に役立ってくれます。
アロマセラピーにおいては、ラベンダーと並んで最も良く使われる極めて重要なエッセンシャルオイルです。エッセンシャルオイルの原料となるティートゥリーの葉は、優れた特性を持つことから、原産地、オーストラリアの原住民、アボリジニに古くから利用されてきたことでも有名です。
今日の待合室は週半ばの疲れを吹き飛ばすローズマリーカンファーのアロマです。
クリニックで少しでも元気になって帰っていただければ幸いです。
木曜日の診療は13時までです。
午前中はあいにくの天気ですが、早めの受診をお勧めいたします。